八女の明るい未来を考えます。

理事長所信

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一般社団法人八女青年会議所2019年度理事長所信

 

  守破離

       ~想い念う~

 

                                                                                                     第60代理事長  平島 周

【はじめに】

1959年、八女青年会議所(以下、八女JC)は今とは違う時代背景のなか、この地域のこの国の明日を憂い立ち上がりました。そこにはとてつもない決意と覚悟があったに違いありません。それから60年、八女JCは幾多の青年有志の手によって地域の発展のために目標を掲げ運動を行ってきました。しかし、社会づくりに完成などありはしません。私たちJAYCEEは「明るい豊かな社会の実現」のため、能動的に邁進していかなければならない使命があります。

そして、八女JCはこれまで積み重ねてきたすべての方々の努力の結晶により創立60周年という節目を迎えます。その時々において取り組む内容は違えども、常に受け継がれている想いは八女の地域のため、そしてここに住み暮らすひとのために運動を行ってきたことです。創立60周年は今までの歩みを検証し感謝を伝える節目の年として、未来の八女JCへの一歩とならなくてはいけません。先人たちの想いを胸に時代に合った運動を常に考え進化し、新たな価値を創造することで八女JCを新たなステージへと導きます。

【八女地域の限りない成長を想えばこそ】

八女地域に各種団体が存在するなかで、私たち八女JCは地域発展のために運動を行っています。しかし、人口減少や少子高齢化など取り組むべき課題は多くあり、現状のままではいずれ地域が衰退していくことは避けられません。行政、JC、各種団体が共に手を取り強固な協力関係を築き、地域発展という同じ志のために取り組んでいかなければ八女の明るい未来の実現は困難です。

創立60周年を迎える2019年には、八女の地で21年ぶりに福岡ブロック大会が開催されます。福岡ブロック大会は福岡県内の会員や市内外の多くの方々が八女の地に訪れることで、地域の活性化を図ることのできる絶好の機会です。人は向上心を失い現状に満足した時から成長が止まり衰退に向かいます。地域も同じなのです。だからこそ、大きな枠組みでの協力体制を築き八女の地域資源や魅力を引き出すことのできる大会事業を構築することで地域が活性化すると確信します。

八女地域の限りない成長を想えばこそ過去から未来をつなぐ架け橋として、常に新しい枠組みや運動を模索しながら福岡ブロック大会を主管し成功をおさめることで、八女は新しい姿へと生まれ変わるのです。

【子どもたちの未来のために】

近年、子どもが犠牲となり目を覆いたくなるようなニュースが飛び交い、目にするたびに心が痛くなります。何故このような過ちが全国各地で後を絶たないのか、子を持つ親として日々悶々とした想いを抱いています。現在の日本は、道徳心や規範意識が欠け自己中心的な大人がいることも事実です。社会全般が心豊かな環境とはかけ離れた状況にあり、そのために児童虐待などの子どもが犠牲となる事件が多く存在しています。子育てに自信がない親や、子どもたちに対しどのように接するべきかわからない大人がいる中で、我々は子どもたちが未来に希望を持ち、心豊かに育つ環境を創る必要があります。大人が変われば子どもが変わり、子どもが変われば未来が変わります。

八女JCには、長年継続してきた青少年育成事業の経験が豊富にあります。この経験を活かし、親は子どもの意見や行動を尊重し、子どもが親や大人を敬う心を醸成する機会を提供していく必要があります。自信を持ち道徳心を持って己を律することができる大人が増えることで子どもたちも変わり、子どもが変わることにより社会全体が心豊かなものになっていくものと確信します。

【次世代を担う子どもたちを想えばこそ】

現在の子どもたちの置かれている状況は、非常に多くの問題と課題を抱えています。家庭教育においては、ライフスタイルの変化によって価値観が多様化し、塾なども多岐にわたり「選べる教育」が主流となっていますが、塾は勉強の場であり限られた時間のなかで躾や情操教育の効果は期待できません。親のモラル低下も指摘され、学校教育のあり方も時代と共に変化し、躾の線引きが難しくなり道徳心の育まれていない子どもや夢を描けず自主性が乏しい子どもたちも増えてくることが懸念されます。また、私たちが住み暮らす八女の地においても出生数の減少傾向は続き、同世代だからこそ伝えられることや体感できる機会が減少しています。そんな中、私たち八女JCが果たすべき役割は重要で、家庭や学校だけでは行き届かない心の教育に挑まなければなりません。

次世代を担う子どもたちを想えばこそ、成長していく子どもを地域全体で育む環境をつくると共に、20年後、30年後を見据え、情操教育、道徳心を育むなどの徳育と合わせて子どもたちを育てることで、夢と希望に満ち溢れた子どもたちが八女の地域教育を伝えていく人財となるのです。

【まちの活性化を想えばこそ】

まちはそこに住む市民によって形成されています。従っていつの時代であっても、どう変化しようとも、市民が「誇り」や「愛着」など郷土愛を感じることのできるまちでなくては「明るい豊かな社会」にはなりません。

では、市民の方々にまちに対する郷土愛を感じてもらうためにはどうすればよいのでしょうか。私たちの住む八女は自然、歴史、文化、産業など様々な魅力があります。私自身青年会議所で地域のまちづくりと向き合うようになってから、多くの新たな発見と出会い地域の課題と向き合うことで、八女に暮らす当事者として「自分たちの手でこのまちの未来を良くしていくんだ」という想いを抱いたことを思い出します。これは八女市民一人ひとりにも言えることです。市民一人ひとりが当事者としてまちづくりに参画すれば、市民は自らが考え、行動してつくった「まち」に愛着を感じ、誇りを持つことができます。まちをつくっていくのは行政でも企業でもなく、私たち市民一人ひとりなのです。

まちの活性化を想えばこそ、郷土愛に溢れた市民の“自らがこのまちを形成している一人”という当事者意識を持った行動が、「市民」と「まち」の間に強固な関係を築き八女をもっと魅力的なまちへと発展させるのです。 

【永続的なJC運動を想えばこそ】

JCは20歳から40歳までの限られた期間の中で活動しており、今の八女JCは志の高い先輩諸兄が後輩へと想いを伝えながら60年の歩みを進めてきました。脈々と受け継がれてきた想いと、地域の明るい未来のために、新たな同志を迎え組織として歩みを進めていかなければなりません。JCは新たな仲間に運動を伝播し続けなければ、会員数が減少し想いが途絶えることを意味します。私たちは積極的に会員拡大を行うことにより、同じ志を持つ仲間を迎え、地域のために運動を継続しなければなりません。

メンバーが入会する理由として、JC運動に意義を感じたことが挙げられますが、一方で勧誘に携わったメンバーの人柄や魅力に惹かれて入会するという部分も大きいのではないでしょうか。私自身、青年経済人として活動を行う尊敬できる先輩の背中を見て入会を決意しました。同志の拡大に重要なのは拡大に携わるメンバー自身の人間的魅力の向上だと私は考えます。

永続的なJC運動を想えばこそJC運動の三信条「奉仕」・「修練」・「友情」を通して経験を積んだ人財を生み出していくことが、会員拡大を成功させる上で必要不可欠なのです。

【LOMの力強い運動を想えばこそ】

私たちは、日々地域の「明るい豊かな社会の実現」のために運動を行っています。その運動がより効果的で、影響力のあるものにするためにも、綿密な計画の上で実行に移し、運動をより多くの方々に知っていただく必要があります。運動がより効果的で、影響力のあるものにするためには、運動の内容はもちろんですが地域全体へ広める発信力が重要であると考えます。今までの方法を繰り返し行っているだけでは、現状よりさらなる拡がりは期待できません。私たちは常に新しい方法を試行錯誤し、今までにない新たな効果と価値を生み出す戦略的な発信を行える環境を整え、挑戦し成長し続けなければならないのです。

LOMの力強い運動を想えばこそ、一つひとつの運動を効果的に外部に発信することで、新たなことに挑戦し続ける八女JCの力強い支えとなるのです。

【むすびに】

私は地域をおもうとき「想う」という言葉と、念ずるという漢字を使った「念う」という言葉を使い分けます。この「念う」という言葉には頭や心だけでなく、ただ一心に深く願い目的を達成するという意味があります。我々JCがこのまちを変えるためには強く地域の未来を想いそして念じなければなりません。メンバー一人ひとりが自らの可能性を信じ、誇りを持って一歩を踏み出しましょう。未来を切り拓くのは私たちJCの使命です。

守破離「守り尽くして、破るとも、離るるとも『本』ぞ忘るな」千利休の言葉のひとつです。JCに置き換えると、「守」とは先輩からの教えを忠実に学び作法、知識の基本を習得し教えられた通りにやってみる。「破」とは先輩の教えを土台としながらも、それを打ち破るように試行錯誤し自分なりの真意を会得する。「離」とは自分自身で学び独自のスタイルを生み出し会得した内容を発展させるという意味です。その過程のなかにおいても我々の運動の「本」にあるのは、JCの創始の精神「明るい豊かな社会の実現」です。

明るい豊かな社会の実現を念えばこそ、守破離の精神でJC運動を行いましょう。5年後、10年後、今より笑顔の絶えない、素敵な市民で溢れたまちを実現させるのは私たちです。

 

なんでもお気軽にお問い合わせください TEL 0943-24-4022 受付時間 10:00~16:00 [土・日・祝日除く]

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